波の音が、梢を揺らす風の音が聞こえます
昨日、4月26日、豊田市美術館に行ってきました。
高校時代から大好きな、東山魁夷の
唐招提寺御影堂障壁画展 行ってきました。
唐招提寺も 好きなお寺です。
中学校の修学旅行の時に初めて行って。
そう何度も 行っているわけではないのですが、
鑑真和上の 生き方は 当時の私は、子どもながらに
強く 胸を打つものがありました。
また、魁夷の絵は、 静謐さと、底知れぬ情熱をかんじて、
観る機会があれば、「ぜひ!」という気持ちで、観に行っています。
パンフレットの表紙を飾る {濤声}は、 息をのむ美しさと、
まさしく波の音が聞こえます。
唐招提寺から 障壁画をと 言われてから、魁夷は引き受ける決心
を するまで、半年以上の時間をかけたそうです。
ひけうける・・・ことのいかに重いことか。
絵の素晴らしさ、また鑑真和上の生き方はもちろん、
私に、しっかりと生きているか?と
問いかけてくるようです。
それは それとしても、この絵は とにかく 一見の価値ありです。