
本を読むのは 好きですか?
「自分の木」の下で 大江健三郎著 朝日新聞社
久しぶりに 読みました。ずいぶん前に・・・・・今 見たら2001年7月第一刷発行 とあります。・・・
たぶん、一回は読んだものですが、今もう一度読んでみると、
16のメッセージは 静かに しっかりと大事なことを 伝えてきています。

大事な日々を 生き抜くための コトバ のように思えます。
今の 私にとって 中でも「人の流れる日」という章の中の言葉は は 強く心に響きます。
『 生きるための ー生き延びるためのー 選択は、結局ひとりでやるほかありません。』 という一行。
カウンセラーがこの言葉に 心を揺さぶられるのは おかしいと思う方も いらっしゃるかもしれません。
でも、カウンセラーは すべての答えを知っているわけではありません。
その人自身が何を求めているのか、一緒に考えていくものなのです。
そして、決断をするのは 最後は 自分自身です。
勇気がいります。
いろいろ考えさせられた 一冊です。