
また映画を観に行きました。
学生時代でも、一年に1~2本くらいしか
映画館には 行かなかったので
私としては ハイペースです。
場所は 前回と同じ シネマ・イーラ
題: 危険なメソッド
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
ユングとフロイトの史実に基づいた物語です。
この二人は、それぞれ長い研究というか臨床生活を持っていて、二人とも案外(?)
長生きをしたので、その人生すべてを映画化すると 大河ドラマ何本分にもなりそう。
で、どこらへんが映画化されたかというと、ユングとフロイトが知り合って、蜜月期から決別するときまででした。
登場する人は、ユングとフロイト、ユングの患者であり恋人、のちに精神分析家となったザビーネを中心に
ユング夫人のエンマ・ユング と フロイトの高弟でも破天荒なオットー・グロスの4人 だけ!!
話は精神分析や分析心理学を知っている人ならば 良く知っているエピソードが使われていました。
では、なぜ 観に行ったかというと
実際の (映画という作られたものとはいえ、そして それが精神分析の初期のスタイルだったとしても、)
フロイトの面接室、ユングの言語連想テストの場面を見たいと思ったからです。
なんか、感激しましたよ。
パンフレットに、ユングの書斎とフロイトの書斎を再現するのに、リサーチを入念にしたと書かれていました。
それにしても、フロイトは葉巻、ユングはパイプ、トニーはたばこ(クスリかな?)を
片時も 離さず、モクモクと 煙がたちこめて、 時代を感じました。