
本の紹介です。
物語をつむぐ心理臨床
-こころの花に水をやる仕事
三宅 朝子 著
遠見書房

題からわかるように、心理臨床の本です。
たくさんの心理臨床の本が出ていますが、この本は
個性的な本だと思います。 それは・・・・
著者の言葉によれば、この本は「入門書」
ということですが・・・・・。
私としては、入門書としてはもちろん、心理臨床を長年経験してきた人にも薦めたくなる、
そんな本だからです。
この本が、物語の形をとっていることも 大きいと思います。
専門用語に なじみの薄い人も わかりやすい説明で読みすすめていけます。
また、面接の空気感とでもいうのでしょうか、デリケートな部分も 表されています。
読み手によって、又、読むときによって、新しい発見のある一冊だと思います。