
クリスマスの飾りつけは 終わりましたか?
知り合いのピアノの先生から聞いたお話です。

小さな生徒さん、Kちゃんがお母さんと一緒にレッスンに来た時に
お母さんが話してくれました。
お母さんは クリスマスプレゼントを
早めに用意して、クローゼットの奥に隠していました。
けれど、何かの拍子でKちゃんは
そのプレゼントを見つけてしまいました。
包みから それがクリスマスプレゼントというのは 一目瞭然。
びっくりしたKちゃんを前に、お母さんはこの事態を
どう収拾するか 考え込んでしまいました。
もちろん、お母さんはサンタクロースがいることを
信じてほしかったのです。
そんなお母さんにkちゃんは
「あのあわてんぼうのサンタさん、うちにきたんだねー」
と、言ったのでした。
Kちゃんは「あわてんぼうのサンタクロース」を
よく知っていました。
その「あわてんぼうのサンタ」さんが、自分のところに来たことを
よろこんでいたそうです。

その話をピアノの先生から聞いた時は、
Kちゃんの可愛らしさに 微笑んでしまいました。
少したって 考えてみると、
サンタクロースって 本当にいるだということに気がつきました。
そして、わたしもかつて サンタクロースだったことも思い出しました。
サンタクロースのみなさん、サンタクロースでいられる幸せを
十分に味わって、クリスマスを迎えてくださいね。